風水は単なる占いの一種では無いことをご理解して下さい。

『チャーチルの言葉から』

風水は単なる占いの一種では無いことをご理解して下さい。

風水とは『整った環境を創り出し、脳と心と身体を安定させる』という考えです。 
風水には自然界の摂理や道理があります。このことを無視したり、軽視すると不運に陥ったり、災いに遭ったりして人生を狂わせてしまいます。

イギリスの元首相でウイントン、チャーチルの言葉に『最初に我々が家をつくり、後に家が我々をつくる』とありますが、これは「家をつくる事は人をつくることである」ということでもあります。私はさらに突き詰めると家をつくるということは”幸・不幸”の一生をつくる事でもあると思うのです。ここで住まいの環境を改善し、健康と幸運に導くようにほどこしをするのが風水なのです。

人は成長していく過程で生活環境のあり方や人との関わり合い方など、家庭や学校などで教育を受けいやがおうでも社会を形成する一員として生活を営みますが、社会の決まり事に違反をすると裁かれたり、秩序や道徳心の無い人は社会から葬られる運命にもなります。

風水の天人合一の思想は、天を自然の現象とし、人を社会の現象としています。
(風水の基本的な考え方は陰と陽のバランスを整える事なのです)
合一の思想は自然と社会のバランスが整う事によって、全てが健全な営みを行えるようにできるということです。今の社会はけっして健全で住みよい社会とは言いきれません。秩序も道徳も義理も人情もなくなりつつあります。自然の環境も変わり果ててしまいました。時代と共に住宅の形状も変わり、四角い箱の様な家があちらこちらで見かけられるようになりました。

風水では本来の『日本の家』とは入母屋・切り妻・寄せ棟の屋根をもち、これらが自然と調和しあう場所だとされています。家と庭、すなわち”家庭”のなりたちは自然と家の空間環境の調和をいい、人はそのような環境の中に住むことによってこそ人間性も豊かに成長するのです。私は今それに少しでも近づけるための環境整備が必要だと思っているのです。

己の小さな命は大自然とはかり知れない多くの人や物の恩恵の中で生かされている事に気づき感謝していれば必ずすばらしい社会が蘇ってきます。

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2009/9/2 23:32 [ 2012hit ]